「公務員の安定はもうなくなった」安定しているとは言えない理由

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「公務員の安定はもうなくなった」安定しているとは言えない理由

安定した仕事といったら「公務員」なんて時代ありましたが、もうありえない状況です。

公務員の過去のリーマンショックで大幅な給料削減に今回コロナ影響による給料の削減は今後否めません。

今後、公務員が安定している職種とは言いづらい未来がまっていると考えられます。

公務員を目指す人材も「安定している」という理由だけで公務員を目指すのは、かえって不安定なキャリアにつながる可能性もあります。

  • 公務員が安定していると思われている理由
  • 今後公務員が安定しない理由

について、メリット、デメリットを加え解説します。

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公務員が安定している3つの理由

一般的に公務員は安定としているというイメージを持つ方は多いですが、なぜこのようなイメージがあるのでしょうか。

その理由は、

  • 経営母体が国・地方公共団体である。
  • 定期的に昇給する。
  • 福利厚生がしっかりしている。

以上の3点があげられます。

「経営母体が国・地方公共団体である」

メリットとして

経営母体が国・地方公共団体で潰れないから

公務員は、国家公務員であれば国家、地方公務員であれば地方自治体を母体として働いている。

国家や地方自治体が潰れる可能性は低く、あったとしても民間の企業よりもかなり可能性は低い。

国・地方公共団体が潰れなければ公務員は安定しているといえるかもしれません。

デメリットとして

定年延長があるものの、定年がはやいです。

職種によっても違いますが例えば特別国家公務員である自衛官は今は55歳で定年です。

年金受給が現在は65歳でなので10年間のお金を基本用意していく必要があります。

更に年金受給年齢が上がればその分のお金が必要になります。

潰れることはないかもしれませんが、定年がはやいことで、年金受給までの期間が長く、今後の課題になることは間違いありません。

定期的に昇給する

メリット

公務員は、給与制度が定められ勤続年数に応じて昇給する仕組みになっています。

長く勤務すればするほど、昇給していく仕組みです。

年功序列の仕組みがなくならない限りこの制度で、給料が上がっていきます。

デメリット

公務員の給料削減は、リーマンショック後にすでに大幅な減給がされています。

2020についても、コロナの影響により、今後給料が削減される可能性が高いです。

定期昇給という言葉は、確かにあるものの、世論調査の調査結果によっては、現実給料が上がらないことが今後も多くあります。

給料が削減されれば、生活に困る公務員は増えていきます。

福利厚生がしっかりしている

メリット

公務員の、福利厚生は現状しっかりしていると思います。

なんだかんだいっても一番公務員のメリットは福利厚生ではないでしょうか?

公務員の人が自宅購入や教育、介護等関連でお金が必要な時に、民間に比べて、お金が借りやすいです。

そのため、いろいろと目的によって行動しやすいと思います。

また、産後休暇、育児休暇、介護休暇、なども充実しているため、休み等も多く取れることがメリットであります。

デメリット

気軽にお金が借りやすいのが公務員です。

そのため、リーマンショック等で給料が削減された場合に、借入の返済で困ることがあります。

それから、副業が基本できない(株や不動産収入などを除く)。

福利厚生しっかりしている分、副業等が時間があってもできません。

民間企業であれば、給料が下がったり普段から、何かしらの形で補填できる可能性もありますが、

公務員はできないことがやはりデメリットと考えられます。

公務員が安定しない理由

今後の公務員の姿

民間企業やフリーランスで働いている方は、常に危機感をもって働いています。

そのため、副業等を含め、お金についての考え方がしっかりしている人多く常にスキルを磨いています。

しかし、今までの公務員は「安定」という言葉で、将来を考えていない人が多く、スキルを磨いていません。

そのため、ただ業務をしている人が多く存在しています。

その考えだと、現状の公務員は定年がはやく、今後、何か経済に影響があると、給料や退職金が下がる制度にされてしまう公務員にメリットはあるのでしょうか?

「クビにされない」というだけで公務員になることは、デメリットでしかありません。

転職できるようなスキルが身につかない

公務員で安定しない理由は、「転職できるようなスキルが身につかない」ということです。。

2年から3年で異動を繰り返す公務員は多く、全く違う分野の仕事をする。

全然違う分野の仕事をするので、その前にいた部署の知識は役にたちませんし、新たに勉強しなおさないと行けません。

勉強しても、また2年から3年したら異動があるので、何かしらのスペシャリスト(専門家)にはなることができません。

そのため、何かが世の中であった際に、つぶしがきかないことが分かります。

まとめ

公務員が安定していない理由、危機感をもって仕事をしていない人が多い。

そのため、どんな状況になったとき際に収入を得るためのスキルが身に付きません。

「安定した職業」として今後公務員になりたいと思う人は、減っていくでしょう。

人口が減り、いつか定年制がなくなり、65歳以上になってり制度が変わっても働いていくスキルが必要です。

公務員の仕事の多くは業務をしていて、スキルを磨く仕事ではありません。

今後、人生の安定した収入とは、個人で収入となるスキルを磨くことが大事になります。

公務員であったとしても、スキルを鍛えて収入を得る力を身につけて、どんな変化にも耐えられる仕事をおすすめします。

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