ベーシックインカムの価値

ベーシックインカム

ベーシックインカムの価値

こんにちはミントです。
42歳 中2の娘と小5の息子をもつ、おじさんです。

さて今回は竹中平蔵さんベーシックインカム論を話したことで問題になっている。
ベーシックインカムの価値について記事を書いていこうと思います。

まず僕自身ベーシックインカムについてトータル的には、賛成派です。細かい点に議論の必要性があると思ってます。
主に賛成に対する意見になります。

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ベーシックインカムとは

 政府がすべての国民に対して、最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を定期的に支給するという政策です。
世界でも検討はされているものの、導入されている国はありません。

ベーシックインカムの価値について

  • 生活保護では生活保証がしきれない
  • 機械が収入を生む
  • 地域格差の解消
  • 少子高齢化の対策になる
  • スキルがあがる
  • 退職制度年金制度の見直しができる
  • 専業主婦の給料になる

生活保護では、柔軟な生活保証がしきれない

日本の現在の政策で、生活保護がありますが厚生労働省が発表した「被保護者調査」(概数)によると、2019年2月の生活保護受給世帯数は、前の月に比べて2096世帯減の163万5515世帯で受給人数は208万9641人です。今回のコロナの影響で今後は増える予想になっています。
日本は災害の国であります。突如収入がなくなる可能性というのが多くあります。今回のコロナにしてもそうです。
生活保護は、困ったら申請をする制度です。
そのため、後手に周り「生活にこまり果てた」状況から、受給が始まるため、復興にも大きく時間がかかります。
ベーシックインカムであれば、最低限のお金が保証されていることで、申請もしなくて良いし、突如収入がなくなった場合に税金の免除でことが足りるようになります。
ただ、「ベーシックインカムを引き換えに公的年金と生活保護を完全になくす」と竹中平蔵さんの意見でしたが、一人7万で他の制度をなくすというは、議論の必要性を感じます。今後もインフレが進む中で、一人の生活が7万円では、生活保証されてないと感じます。個人的な意見ではありますが、世帯人数で金額を変えて行くことで、ある程度、柔軟に対応できるのではないかと感じます。

機械が収入を生む

現代において、どの仕事も機械生産が進化しています。
そのため、人による生産がなくなって行くことにより、労働者の必要性がなくなって行きます。
最近ではセルフレジがセルフガソリンスタンドが当たり前になってきて、お金の精算もデジタル化が進んでる状況です。
そのため、今まで必要だった労働者が機械が代わりに労働してくれます。
今後、人の働く場所がもっと減ってゆく問題が発生します。
どの業種もそうですが、自動化できるシステムを作り出せる人に収入がいくようになっていて、スーパーでレジを打つやガソリンスタンドでガソリンを入れるといった作業的なものは、賃金を払わなくなります。
税金の徴収の制度も見直す必要性があって、人から税金を取る制度から、機械が生み出すお金から取る税金も必要なのではないかと思っています。
ベーシックインカムでは、機械から生まれたお金を人に還元するイメージとしては、すごくありだと感じています。

地域格差の解消

ベーシックインカムを導入することで、田舎に住む人が増える可能性が大になります。
田舎の方が家賃も安いことから、最低限のお金があることで、田舎にいることの価値が上がります。
地方に人が多くなることで、新しいビジネスが生まれ、田舎が活性化する可能性があり、地域格差が減っていくと考えます。
コロナ影響もあり、首都に人が集まることのデメリットが大きくなりました。
都会離れする人が増えてもおかしくないのではないでしょうか?

少子高齢化の対策になる

都内では、結婚して子どもを生むのが30代が当たり前で子どもの人数が一人か二人の家庭が多いです。
この問題の背景に収入の問題が原因の一つと考えます。
ベーシックインカムを導入することで最低限の生活保証により、子どもの出産するメリットができます。
20代で、結婚出産して子ども一人あたりで国からお金をもらえることで安心して二人目、三人目と考えられるようになります。
子どもが増えると生活が苦しいという問題を家族が増えると生活がらくに楽しくなるという解決策になるのではないでしょうか?

スキルがあがる

ベーシックインカムを最低限の生活保証により、
若い世代のスキルアップの時間が、確保されます。
日本の労働体系では、労働時間の拘束がながく、一日が労働で終わってしまうことが多いと思います。
自分のスキルを上げる時間が少ないです。
ベーシックインカムを導入するあたり、一個の仕事にとらわれないでよくなります。
今までは、生活があるため、自分に合わない仕事を続ける選択しかできなかった人が多いですが、一旦仕事をやめてスキルアップに時間をかけて、転職する選択ができるようになります。
スキルを上げることでより、自分に合った仕事ができて人生の幸福度もあがります。
フリーランスの選択もしやすくなります。

退職制度年金制度の見直しができる

65歳まで働いて年金を受給して行くこれって柔軟な考えではないですよね。
65歳で元気で働いて稼ぐ人もいます。しかし残念ながら病気等で若くして、働けない方もいます。今の制度でも生活保護等のいろいろな制度はありますが、申請をする必要があって、自分がどれに該当するかが複雑すぎます。
申請しない人は困ってないという政府の考えになってしまうと考えられます。
ベーシックインカムを導入することで一人一人に生活保証に柔軟な対応ができるのではないでしょうか?
55歳で体調不良により仕事からリタイアする方もいるでしょうし、80でも元気で働いて頑張る方もいます。両方ともしっかりとした生活保証をすることが大事です。これにより年齢で退職制度年金制度を決める必要がなく、本人の意思で決めていけることがメリットでないでしょうか?

専業主婦の給料になる

ベーシックインカムで専業主婦の方の給料としてもいいのではないでしょうか?
今までは扶養手当や税金控除で専業主婦の負担を軽減してきましたが、専業主婦の控除額では、金額が足りてないと思います。
ベーシックインカムで専業主婦を労働扱いにできると考えています。
そのためベーシックインカムで専業主婦には、プラスにお金を与えていいと考えます。

反対に意見の多い内容について

ベーシックインカムに反対な意見で僕なりの回答をいくつか説明したいと思います。

  • 勤労意欲が失われる
  • 政府の財源不足

勤労意欲が失われる

日本人の多数は、働くことに喜びを感じています。
勤労意欲が失われる人は0にはなりませんが少数だと考えます。
コロナのように失業者が出てからでは遅く、必要なときにお金がないのでは意味がないのではないでしょうか?
真面目に取り組んでいても、失われる物事が日本は多いです。少数のために真面目な人が、生活に困っていては、全く制度の意味がありません。

政府の財源不足

一人あたり月7万で100兆円ほどのお金がかかると言われております。
国民年金(基礎年金)の支給総額は年25.6兆円、生活保護は2.8兆円、児童手当は2.1兆円、雇用保険は1兆円で、合計約30.9兆円(2020年度予算ベース)
消費税収は10%で20兆円、消費税率を25%まで上げることで計50兆円を消費税でまかなう。
あと20兆を公務員と議員の業務をAI技術でまかない。減らすことで、できると感じる。
すぐには、できないかもしれないがマイナンバーカードが全員に行くことと制度の見直しを実施し簡素化すれば、十分できると思う。
今までは政府が制度を複雑にすることで、無駄な業務が増えて人件費が増えていっているが、ベーシックインカムで簡素化ができ、人件費の削減できる。
十分議論は必要だが、うまくいく可能性があると思う。

まとめ

今後の日本の問題を考えた場合に、ベーシックインカムを導入することで、解決できそうなことが多くあると感じる。機械がもっと効率よく機能し、税金を稼ぐシステムを作り、人は人材の育成と柔軟な働き方改革を実施して行く。ベーシックインカムをとりいれたとしても次から問題は発生する。しかし、地域格差と少子高齢化の問題は、今解決する必要が、あるのではないでしょうか?
ベーシックインカムに僕は期待が持てると感じています。

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